夢ハウスの土台はすべて米ヒバを使用しております。

米ヒバとは

今回はYELLOW−CEDARを取り上げる。

Chamaecyparis nootkatensisiヒノキ科(Cupressaceae)、日本では米ヒバ,アラスカイエローシーダー,アラスカシーダーなどの呼び名がある。日本のヒバはThujopsis属である為違う類に属する。匂いおよび色が日本のヒバに似ている事から、米ヒバと名づけられた。

大木では、樹高30m、直径90cmに達し、高級造作用として住宅の化粧の柱、梁、桁、かまち、など主に東北地方、富山県、石川県などで利用されている。

また、防腐処理をしなくてもシロアリや腐れに強い樹種で、家の土台用としても利用されている。近年は、米ヒバの板材を3層にした集成材土台が開発されている。

分布としては、アラスカ州南東部からオレゴン州にわたり、特にBC州の中部、北部沿岸部に良材が多く、高度の高い山頂近くにヘムロックなどと共生する。

日本ではヒバ、アスナロ(Thujopsis dolabrata)と呼ばれ、北海道南部から本州関東北部まで分布している。変種として、ヒノキアスナロ(T.dolabrata var.hondai)があり、青森ヒバは美林で知られている。本州南部の高地、四国、九州にも見られる物を「アスナロ」、東北から石川県・能登半島に移植された物を「アテ」と呼び、輪島塗の素地として知られている。

米ヒバの気乾比重は平均で0.51、ヤング係数は100・103 kgf/cm2

日本のアスナロは、気乾比重平均0.41、ヤング係数90・103 kgf/cm2と言われる。

アメリカ東南部には、杉科でセコイアの仲間のBaldcypress、一般にはSwamp-cypress(沼地のサイプレス)と呼ばれ、ボートや橋梁建築用に用いられる種類があり、また豪州にはオーストラリア・サイプレスがあり、湿気やシロアリに強く、土台用として、日本に紹介されている。

土台はまさに家の基礎です。

人に例えれば、柱は背骨など骨格、外壁は皮膚や衣服、屋根は髪の毛や帽子にあたります。土台とは足の部分にあたります。足元がしっかりしていれば地面を捕まえて、頑丈な家になります。

だから、一番地面に近く湿気が多い為、腐れ・カビ・シロアリ対策は、まさにその家の寿命を左右します

一般的には、木製土台を使用する場合、
木材に低毒性の薬剤を配合したものを染み込ませる事によって、防腐・防蟻処理を行います。

それでも薬剤を木材の中央部分まで染み込ませることは時として不可能で、また、薬剤自体の流出・寿命もあり万全とは言えず、保証期限も限られます。

ところが米ヒバ土台ならば、素材自体が含有する、天然のヒノキチオール天然のフェノール化合物によってシロアリ・カビを寄せ付けず、防腐効果も非常に高いため、薬剤を使用する必要がありません。
もちろん
人体には全くの無害で、環境にとても優しいものです

この特性を認められ、薬師寺金堂、高温多湿の沖縄 首里城等の復元にも採用されております

米ヒバの特質と持ち味


シロアリを寄せ付けません
建物の老朽化現象は、風化・摩耗・腐朽・虫害などが考えられますが、主な原因は微生物や食害虫などであり、被害の多くは腐朽菌シロアリです。ヒバ・檜には腐朽菌に対する殺菌作用や、シロアリに対する抵抗力を備えた<ヒノキチオール>と呼ばれる物質の含有量が多く、材の優れた耐久性に関与しています。

シロアリに対する木材の抵抗性(沖縄農林局農林部)

抵抗性の区分 樹               種
ヒバ(米ヒバ)・トドマツ・カシ・レッドラワン・アピトン
・檜・モミ・ツガ・サクラ・クリ・ケヤキ
ナラ・レニ・セン
極小 アカマツ・カラマツ・米松
 米ヒバ ↓      ↓米松
米ヒバと米松


水湿に強く防腐効果は抜群です
風雨や積雪など苛酷な風化条件に耐え、耐朽性に優れている他、非常に強い抗菌作用があり、防カビ・防ダニ効果も抜群で、防腐処理の経済性に優れています。

耐腐朽性の比較(住宅金融公庫建設指導部)

耐腐朽性の順位 樹               種
非常に強い ヒバ(米ヒバ)
強い カラマツ・ベイスギ・ベイマツ・・檜
やや強い アカマツ・ヒメコマツ・ツガ・モミ・ベイツガ
弱い トドマツ・エゾマツ・白ラワン


強度・弾性に優れています

各種木材の強度及び弾性係数(農林省林業試験場)

樹 種 (気乾)
比 重
強      度
圧縮
(kg/cm
曲げ
(kg/cm
引張
(kg/cm
曲げ弾性ヤング係数
(kg/cm
米ヒバ 0.48 532 800 1,030 121
米 檜 0.46 400 770 1,100 126
0.44 400 750 1,200  90
赤 松 0.52 470 900 1,400 115
米 松 0.47 430 720 1,050 127
米ツガ 0.42 350 630  690  99
米ヒバは、
学名をChamaecyparis nootkatensis (D.Don) Spach と言い、別名「アラスカイエローシダー」と呼ばれている木で、北米大陸北部西海岸沿いが主な産地であり、(特に、東南アラスカ・B.C.州バンクーバー島)天然林として、管理された中で、計画的に伐採が行われている、大変有用な樹木です。

学術的には、ヒノキ科ヒノキ属で、世界的にも数少ないヒノキの一種です。我々木材業界では、かつてこの木が我国に紹介された時に、材色は白色に近く、薄い黄色で「青森ヒバ」に似ている事から、「北米ヒバ」という意味で『米ヒバ』と俗称がついています。



材質は、先述の通り極めて耐水性が強く、非常に腐りにくい木で、現地、先住民俗が、カヌーやトーテムポール等に使用をした事でも現れています。またヒノキと同等に、白蟻に対しても極めて強い抵抗力を持っています。かつて鉄道の枕木が木材であった当時、米ヒバが多量に使用されていました。

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